こころに残る情景を、絵カルタに。

街をつくっていく。
30年以上暮らしている宮前平の情景を切り取りカルタに。

30年前から宮前平に住んでいる藤枝リュウジさん

私は、ほぼ30年前から宮前平に住んでいます。かつての田園都市線は二子玉川まで、新玉川線に乗り換え渋谷へ。宮前平は今よりずっとローカル感がありました。今は中央林間から都心を横断する線に急速に変化しました。今回の企画は、そんな宮前平の情景を切り取り、45枚のカルタにしました。「さかしたやったん」と「さかうえみったん」が紹介していくものです。自然がいっぱい、虫がいっぱい、坂がいっぱい。そんな街の魅力を語っていくのです。

さかうえみったん さかしたやったん

移り住んだ当時は街にはもう少し風情が感じられました。小さいながら商店街もあり、八百屋さんや魚屋さんもありました。このカルタたちはそんなあたたかい生活の断片が垣間見える表現・企画でまとめました。

今回のキャラクターは、「夢と希望」の象徴です。

駅にあるカルタたち

今回のプロジェクトは、そんな私の思いが形になったものといえます。キャラクターの二人は、かわいくて元気な子どもたち。どこか懐かしく普遍的な存在です。おかげさまで、駅利用者の方々や駅員さんから上々の評判をいただいていると聞きました。いつもの絵本という小さな場所から解き放たれたキャラクターが、駅という広大なスペースを媒介に人々と共鳴し、それぞれの心の中で静かに語り合う。こんなにうれしいことはないですね。

「子どもたちにはもっと夢と希望、好奇心をもってもらいたい」

この二人のキャラクターは「夢と希望」の象徴です。子どもたちにはもっと夢と希望、好奇心をもってもらいたい。木の下をほじくったら虫が出てきてみんなで歓声をあげたり、蝉の抜け殻を見つけ、その何ともいえない生態に思いを寄せたり。そうした情景が心の中に沁み込み、街の想い出をつくっていくのだと思います。

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2018年1月現在