※工事の進捗状況をアップデートしております(2023年8月現在)
東横線都立大学駅は1927年の駅開業から数々の改良や補修を重ね、現在の都立大学駅(高架駅)となってから、今年で築62年を迎えています。
老朽化も進み、少し薄暗く地味な印象を持っていた方もいらっしゃるかと思いますが、そういった駅の老朽化を受け、現在、駅のリニューアル工事実施中です!!
今回の工事では、老朽化した駅の内外装改修だけではなく、ホーム屋根延伸や照明設備更新など、駅をご利用いただくお客さまの安全性や利便性、快適性向上も目的としたリニューアルとなっております。
Concept 「my toritsu」
本リニューアルのコンセプトは「my toritsu」です。
都立大学駅周辺には、2015年に開業した商業施設「ToritsuNade(トリツナード)」や呑川緑道・公園、閑静な住宅街など、洗練され心地よく生活ができるエリアというイメージがあります。
今回のリニューアルでは、上質で洗練された街の雰囲気と駅の垢抜けなく暗いイメージのギャップを埋めたいという思いを込め、「街」「駅」「緑」「人」のつながりを追求し、都立の街や日常に溶け込む、洗練されたスタイリッシュな駅空間の創出を目指します。
コンコースの内装には周辺の緑道やトリツナードの雰囲気に合わせ、木目調の照明トラフ等を取り入れる計画となっております。また、改札を抜けた先にある道路(中根小通り)上空には、「街」「駅」「緑」「人」がつながり交わるイメージをデザインし、複数のラインがクロスした大きなガラス張りのサッシを取付ました。
ご利用のお客さまからも都立大学駅の新たなトレードマークとしてご好評をいただいておりますので、まだご覧になられていないお客さまは、是非リニューアルされた都立大学駅を訪れていただけるとうれしいです!!
工事のスケジュールについて
2023年8月現在、ホーム外壁の改修工事、渋谷方面3両分のホーム屋根延伸工事およびコンコース改修工事を行っております。
日頃から駅をご利用いただいているお客さまや地域のみなさまのご協力もあり、外壁改修工事および屋根延伸工事は、約95%完了しており、両工事とも2023年9月頃に竣工予定となっております。
▲工事写真(左:外壁改修、右:ホーム屋根延伸)
▲航空写真
コンコースの改修工事では、階段部の壁面の改修等を進めており、今後は改札周りや駅構内照明、階段踊り場なども行っていきます。
▲コンコースイメージパース
駅リニューアル工事全体としては、2024年の春完了を予定しており、工事中は駅をご利用のお客さまや地域のみなさまにご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、引き続きご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
■都立大学駅リニューアル工事 計画概要
事業主体 | 東急電鉄株式会社 |
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建物名称 | 東横線都立大学駅 |
所在地 | 東京都目黒区中根1-5-1 |
工事内容 | ホーム外壁改修、ホーム屋根延伸、コンコース改修 など |
設計・デザイン | 株式会社東急設計コンサルタント、株式会社エイムクリエイツ |
施工会社 | 大成建設株式会社、大栄電気株式会社、エクシオグループ株式会社、 大雄電設株式会社、株式会社サンエー、株式会社東急エージェンシー |
着工 | 2020年3月2日(月) |
竣工 | 2024年春頃(予定) |