当社は株式会社イマックス、株式会社フードリボン、株式会社ドトールコーヒーとともに、「駒沢大学駅前地域循環プロジェクト“ＫＯＭＡＺＡＷＡ ＭＯＡＩ ＦＡＲＭ”」を期間限定（9月30日（予定）まで）で実施します。
現在当社では駒沢大学駅を第１弾として、田園都市線地下5駅のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」を推進しており、脱炭素・循環型社会の推進・地域とつながる駅空間の創出を実現し、サステナブルな地下駅づくりを目標としています。
来年、竣工を控える駒沢大学駅において、サステナブルな地下駅づくりのきっかけとなればと思い、本プロジェクトを企画しました。
本プロジェクトは、株式会社イマックスの建物建替事業に伴う更地約２，３００㎡を暫定活用し、駒沢大学駅周辺の事業者、地域住民参加型の環境・循環をテーマにした農園を企画・運営するものです。プロジェクト名に含まれる”ＭＯＡＩ”は、沖縄地方における地域でのコミュニティ形成と相互扶助の在り方の方言「模合」を由来に、地域事業者、住民の方々が一体となってまちの魅力や価値を再発見するような、まちに開かれたコミュニティの場になることを目指します。
“ＫＯＭＡＺＡＷＡ ＭＯＡＩ ＦＡＲＭ”に関する各種情報や本プロジェクトへの参加を含めたお問い合わせはオフィシャルサイトをご覧ください。
オフィシャルサイトはこちら→https://moai-action.com/
本プロジェクトの概要
・野菜の栽培
農園内では、日常的に水やりができるほか、不定期で野菜栽培・収穫のイベントや地域資源循環に関するワークショップの開催を予定しています。
・イベントスペース
地域事業者や地域住民の企画による活用などを予定しています。地域の企むみなさまとこの場所を一緒に活用し、まちの魅力や価値を再発見するような、まちに開かれたコミュニティの場にしていきたいと考えています。
・トレーラーハウス（事務局）
野菜の栽培や各種ワークショップ、イベントなどの企画・運営を行うほか、ハウス内で連携各社の取り組みなどを紹介しています。事務局員がおりますので農園に立ち寄った際には是非お声掛けください。
地域資源循環の取り組み
・メタン発酵装置
世界で初めてリサイクルフッ素フィルムを採用したメタン発酵装置を用い、ドトールコーヒー駒沢大学駅前店で発生する抽出後のコーヒー粉（コーヒーグラウンズ）などをメタン発酵装置により、たい肥化し農園の野菜栽培に活用する予定です。
▲メタン発酵装置を活用した循環イメージ
・コーヒー豆を運ぶ麻袋の活用
コーヒー豆輸入時に使用される麻袋が天然繊維でできていること、丈夫な作りになっていることに着目し、ドトールコーヒーで発生する麻袋を、植物を育てるプランターや芝生育成用の保護材として使用します。この麻袋は土によって分解され徐々に土へ還っていきます。
ＭＯＡＩポイントについて
農園内での活動に参加すると、フードリボンが提供するＭＯＡＩポイントが付与され、ポイントに応じて、在庫処分で廃棄されてしまうアパレルメーカーの洋服や小物、規定外の野菜などの商品と交換することができます。是非、たくさんの活動に参加いただきポイントをためて多くの商品と交換してください。
グランドオープン（6月4日）レポート
“ＫＯＭＡＺＡＷＡ ＭＯＡＩ ＦＡＲＭ”は６月4日にグランドオープンしました！
当日は、100名を超える方々にお集まりいただき、野菜とお花の苗植えイベントを行いました。前日まで台風の影響で大雨が降っており天気が心配されましたが、当日は晴天となり絶好の苗植え日和となりました。
地域に住む方や地域事業者が、わいわい話をしながら一体となって苗植えを進め、９つの大きな花壇と4つのキッズ花壇が完成しました！
これから夏を迎え、みなさまに植えていただいた苗がすくすくと成長し、収穫できるときを待ち望みます。
駒沢オリンピック公園陸上競技場をホームグラウンドとして活動するプロラグビーチーム「リコーブラックラムズ東京」の選手にも参加いただき、重たい土運びなど力仕事でも大活躍でした。
グランドオープンイベントを通して、地域のみなさまとつながることの大切さを改めて実感した貴重な時間となりました。
6月5日以降は、平日10：00~18：00の間農園を営業する予定です。（イベント時は土日営業あり）
また、今後も苗植えワークショップなどを実施し、地域のみなさまとともに農園内の野菜やお花を増やしていく予定ですので、奮ってご参加ください。
“ＫＯＭＡＺＡＷＡ ＭＯＡＩ ＦＡＲＭ”で地域のみなさまとお会いできることを楽しみにしています！
参考