2022.04.01

4月1日(金)より東急線全路線は、再生可能エネルギ―由来の電力100%で運行開始!

沿線エリアでの脱炭素・循環型社会実現に向けたアクションのひとつとして、4月1日(金)より東急線全路線は、再生可能エネルギ―由来の電力100%で運行開始しました!実質CO₂排出ゼロの電力で、運行することになります。

 

 

本日4月1日、再エネ100%での運行開始をうけ、蒲田駅で出発式を行いました。

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▲4月1日の蒲田駅での出発式の様子

鉄軌道全路線の運行にかかる電力を再生可能エネルギー由来の実質CO₂排出ゼロの電力に切り替えるのは「日本初」の取り組みです。

田園都市線2020(運計・佐々木さんより:著作権なし)

世田谷線では、20193月より再生可能エネルギー100%電力での運行を開始しており、今回の取り組みにより、東横線をはじめとした鉄道7路線の運行、全駅で使用する電力に対象が拡大されます。

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▲世田谷線SDGsトレイン

鉄道7路線は東京電力エナジーパートナー株式会社、世田谷線は引き続き株式会社東急パワーサプライの再エネ電力メニュー※1により、CO₂排出量が実質的にゼロとなります。

 

なんと・・・その結果、年間で約165,000t-CO₂を削減できる見込みで一般家庭の年間CO₂排出量に換算すると約56,000世帯※2にあたります。

※1 RE100に対応したトラッキング付非化石証書活用によるメニュー

※2 環境省「令和2年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査(速報値)」より算出

 

東急は、環境ビジョンで、CO₂排出量を2030年に46.2%削減(2019年比)、2050年に実質ゼロを目指しています。

現在のグループ全体での年間CO₂排出量551,059t-CO₂の約3割を占める鉄道事業において、排出量を削減することは、この目標達成に大きく貢献するものです。

 

今後の脱炭素社会の実現に向けては、本取り組みだけではなく、車両更新、駅照明のLED化、設備機器の高効率化といった使用電力量を減らす省エネ施策をさらに進めるとともに、太陽光発電などの自社再エネ発電スキームの検討にも取り組み、脱炭素社会の実現に向け、企業としての社会的責任を果たします。

東急南町田グランベリーパーク駅

▲南町田グランベリーパーク駅 国際的な環境認証制度LEED®の取得 LEEDNC(新築部門)」のゴールド認証(駅舎部分)

 

本年9月に創立100周年を迎える東急および東急電鉄。

2019年10月に日本の鉄軌道事業を含む企業グループとしては初めて、再生可能エネルギーに関する国際イニシアティブ「RE100」に加盟しました。また、2021年5月に発表した中期3か年経営計画(2021年度-2023年度)では、重要テーマとして「脱炭素・循環型社会」を掲げており、次の100年に向けても持続可能なまちづくりを目指し、引き続きグループ全体でのCO₂の削減に取り組んでいきます。

ブログ用画像

沿線エリアで引き続き実施される、さまざまな施策による環境に配慮した街と街を、実質CO₂排出量ゼロの電力で走る「東急線」がつなぎます♪

              

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